こんなブーケもあるんだ! ショルダーブーケ

最近、ウェディング雑誌で見られるドレス特集で、本当に独特なドレスが多いと気づかされます。特に目をひくのがドレスにアーティフィシャルフラワーがくっついていたり、大胆な色鮮やかな花柄がプリンスされているものも気になりますね♪

有名なウェディングドレスデザイナーのオーダードレスや、有名人の方によるデザインでのドレスも見るたびにドキドキ、わくわくしちゃいます。「私だったらどれが似合うかなぁ?」って妄想さえもしてしまいますね。

さて、最近のドレスの種類が豊富になるにともなって、花嫁さまのブーケも多種多様になってもいます。今時期に見られるなナチュラルブームの波もあるだけに、ブーケもスワッグのものや、リースブーケ、リストレットブーケやショルダーブーケといった個性的なブーケも見受けられます。

それで今回は、服飾的な要素を兼ねるかなり個性の出る「ショルダーブーケ」について掘り下げてみたいと思っています。

●ショルダーブーケって?
●ショルダーブーケってどんなドレスが似合うの?
●どんな場面だと利用しやすいの?
●どうやって作ればいいの?


引用元:https://www.creema.jp/item/1819678/detail

●ショルダーブーケって?

ズバリ、文字通り肩部に装飾したり掛けたりするブーケのことです。コサージュの大きな変形版と捉えてもよい感覚です。

少し前だと、どの角度からも見てもお花が流れて見えるコサージュの意識で製作しておりましたが、最近のナチュラルブームで葉っぱをベースに小さなお花を組み合わせて張り付けたり、くっつけたりするだけの手軽なアイテムとして、また他の人とはひと味違うブーケとしても注目されています。

●ショルダーブーケってどんなドレスが似合うの?

基本的にシンプルなドレスのほうがショルダーブーケは一段と引き立ちます。せっかくラインを強調するようなエレガントなドレスや、ガッチガチ装飾的なドレスには不要です。

特にこういったショルダーブーケをお考えならば肩部や上半身に何もポイントがないスッキリとしたお召しものがブーケは一層引き立ちます。

あくまでも、野原でお花に囲まれて、ちょっとそこにある小花を摘んできたような雰囲気の、自然の大地に溶け込んださりげなさを醸し出す演出のアイテムとしてショルダーブーケは重宝します。

●どんな場面だと利用しやすいの?

やはり披露宴で効果を発揮する機会が多いかと思います。さすがに挙式時には手にするブーケが一番絵になります。というのも、立つ姿勢の時間が長いからです。

基本的に、ブーケとは手に持つもの。着席するとブーケの居場所はテーブルの上のブーケスタンドに置かれるパターンが多いのです。そしてお身体から離れてしまいがち。

逆に披露宴に場所を移すと、座る姿勢の時間が多くなります。
おふたりが高砂といわれるメインテーブルに座っている間でもお顔のよこにあるお花はゲストにいつでもご覧いただけるのです。常にご新婦さまのお顔の横にブーケが在るので手に持たなくても、可愛らしいお花に囲まれた感は演出できます。フォトジェニック的にも効果テキメンですよ。

●どうやって作ればいいの?

生花だと服飾的要素は不向きです。やはりここはアーティフィシャルフラワーが最適だと考えます。前もっての準備が可能なので精神的にも安心材料です。

http://www.decoplus-shop.net/?pid=110272169

このような葉物のアーティフィシャルフラワーを用意します。最近のナチュラルブームもあり、お花だけよりも葉物をベースにされると「いまどき感」が演出できますね。

で、これはベースになるもの。長さは身に着けられる方の身長やドレスのサイズに合わせてカットやボリュームを調整しましょう。

次にお花を準備します。このようなナチュラルテイストの細かな葉っぱは小さめの花がお似合いです。このようなあまりにも細かいラインだと、それに似合う金具も必要です。

おススメは手芸店などで扱っている、小さなサイズの「やっとこピン」や「ヘアクリップ」ですね。このクリップの表にお花をグルーガンや接着剤でくっ付けます。

繊細なお花はクリップサイズが35ミリから大胆なお花には50ミリのクリップがちょうどよろしいかと思います。お花のボリュームやラインを見ながらサイズを調整します。
そのクリップがキラリと目立たない工夫も必要です。例えば、クリップ自体にリボンを張り付けたり、アーティフィシャルフラワーの葉物を張り合わせるとお花を付ける際、接着面が広くなったり、あてがいの生地が在るだけでしっかりと接着し取れにくくなります。

クリップタイプだから事前にお花をどこに配置するかを事前に決めておけます。あらかじめのリハーサルが出来るのも安心ですね。

少しでも思い通りに、そしてカンタンに出来て思い出にもなるオンリーワンな作品をご自分で演出してみませんか?