旬なスタイル! シャンペトルスタイルウェディング

「シャンペトル」って言葉、あまり聞き慣れないですが、ご存知でしょうか?
「シャンペトル」とはフランス語で田舎風、田園風といった意味があります。特に時間や手間をかけて、自然に寄り添ったスタイルです。昨今の国内におけるナチュラルブームにはこのような風潮があるかと思われます。

インテリア業界や服飾、装飾関係にもその余波は大きく関係しているのが実感できます。特にウェディング業界に関しては、高砂といわれる新郎新婦が座るメイン場所やご新婦さまのドレス、ウェルカムスペースや髪飾りやブーケまでもナチュラル風に仕上げる方々をよく見受けられます。

●シャンペトルスタイルって?
●シャンペトルスタイルの演出って?
●もうちょっと気軽にシャンペトルスタイル

●シャンペトルスタイルって?

たしか3~4年前だと「ラスティックスタイル」って言葉も耳にしましたね。
「ラスティック(Rustic)スタイル」というのは主にアメリカのウェディングスタイルで紹介されていました。英語で「ラスティック」とは直訳で、素朴な、飾り気のないといったところです。その名のとおり「ラスティックウェディング」とは簡素で、ナチュラル、飾り気のないウェディングスタイルのこと。

この場合の象徴的な演出方法として、アウトドアで行われるところです。自然に囲まれて、気持ちの良い日差しを浴びながら、温かみのある結婚式を行うのが「ラスティックウェディング」。そこに存在する大地の恵みを最大限に活用し、人工的な手を出来る限り加えず植生的な有りのままの素朴さを生かしているのです。

そこに、昨今の流行ワードにも加わり、フランス語にうって変わっての「シャンペトルスタイル」。なまじ変化しながらもコアな部分は変わっていません。特に生花のアレンジメント業界は今年2017年は「シャンペトルスタイル」を大きなテーマに打ち出していました。であるならば、ウェディング業界にもその波及効果は大いに納得できますね。

●シャンペトルスタイルの演出って?

先ほど述べたように、田舎風とか田園風の素朴な自然素材をしっかり活かしてあげればよいと思います。ポイントとしてアンティークなグッズだってお似合いですから、ご両親がお召しになったドレスやおばあちゃまの古びたアクセサリーなども活用されるのもおすすめです。

大きな草原に花を摘みに行った雰囲気の、花束に草花を入れて素朴な花の自然美を活かし無造作に束ねたクラッチブーケや花冠を思い浮かべるリースブーケ、またはバスケットブーケもお似合いです。

それに加えて女性のヘアスタイルも、ハーフアップやゆるふわシニヨンのふわふわルーズなものがおススメ。男性だって少しラフなシャツ&ジャケットでも大丈夫。

基本的にきっちり計算されていない統一もされていないもののほうが、より田舎風に演出できると思います。それが自然に近いものですもの。

たとえば宴席の席札には葉っぱに名前を書いて麻紐などで結ぶだけでも、自然な風合いが演出できます。加えてサテンリボンの代わりに、レースリボンや麻紐を使う方法も雰囲気出ますね。鳥かごやたくさんの味のあるキャンドルやブリキなどのランタンをたくさん置いちゃうこともよく見かけます。

雄大な自然素材というベースですから、大地や植物にまつわるあらゆるものを利用してみましょう。特に葉物のボリュームを多めにして、色彩や素材の対比も加えて考慮すると上品なものやシックな大人っぽい自然風な雰囲気が加わります。

●もうちょっと気軽にシャンペトルスタイル

http://www.decoplus-shop.net/?pid=108640973

最近は生花やドライフラワーでなくても、そっくりなアーティフィシャルフラワーだってあります。事前に準備できるから便利ですね。

葉っぱ系のアーティフィシャルフラワーもかわいいものがたくさん増えています。
花だけでなく、グリーンのボリュームを増やすとナチュラル感はぐっと増します。
特に形などもそんなに難しくかんがえることはありません。自然のままに自由にされてよいのです。

ウェルカムスペースでお悩みの方も多いかと思います。ホームセンターに通ったりするもの一つの方法ですが、その後の草花などはアーティフィシャルフラワーでかわいいアレンジメントをクラフト感覚でさくさくっと作っちゃいましょう。

お時間のない方向けにデコプラスウェディングでは完成品もご用意しております。
ブーケではないところの、こまかな演出にぜひご活用されてみてはいかがでしょうか?