参照元:CLAY POLYCARBONEATE COLLECTION vol.3.0カタログより
一昨年のいきなり出現で、生花店の方々に非常に大人気のものがあります。
確実にじわじわと人気を得ている、ということで少しご紹介しましょう。
参照元:CLAY POLYCARBONEATE COLLECTION vol.3.0カタログより
実は、上記掲載写真たちは「ポリカーボネートコンポート(花器)」からのもの。
ポリカーボネートとは、高い耐衝撃性を持ち、耐候性にも優れたプラスチック素材を言います。
●特徴
「クリスタルガラスのような輝き」
光の透過率や屈折率はクリスタルガラスと同等で、高い透明性と輝きを持っています。
「軽くて丈夫」
ガラスの250倍もの強度で耐衝撃性に優れており割れにくく、軽量で持ち運びしやすい素材となっています。
「良好な耐熱性」
高温、低温に強く、耐熱性に優れています。(-30℃~120℃)
参照元:CLAY POLYCARBONEATE COLLECTION vol.3.0カタログより
こんな大型筒状のガラスだと、重いし破損の恐れもありますからなおさら使いやすいです。運送時のリスクを考えると、少しストレスも減少しますね。
なんと、私もプライベートではありますが、生花でアレンジした時にポリカーボネートを利用し制作してみました。
今月、6月のレッスンということもあり、涼し気な四角草とカラー、スチールグラスでのアレンジです。
私の場合、公共交通機関を利用してのレッスン場まで移動するのですが、やはりこの器は軽くて、気持ちも軽くなる!!本当にノンストレスなんです。さすがガラスベースよりも高価だけに納得価格です。
IKEAのブルーシートバッグに入れての持ち運びなので、高さ50cmのものが限界なのかなぁと50cmを購入しましたよ!(バッグに入れると少し斜めになってしまうんですが)
その際は、長い持ち手紐を肩にかけて、気軽に歩けます。ガラスに比べてこの気軽さは本当に皆様にしっかりとお伝えしたい!
なんと、このような筒形は蓋も商品として別売りされていますよ。ホコリも入らず衛生的です.
やっぱり大人気の理由は、納得ですね。
参照元:CLAY POLYCARBONEATE COLLECTION vol.3.0カタログより
こんな大きなオブジェ使いのドーム型もあります。ドライフラワーやプリザーブドフラワーのホコリを嫌うものにはベストアイテム。
インパクト大だけど、割れにくいとポリカーボネートとわかれば取り扱いしてみようという気にもなりますね。
さまざまな形やカラー展開された商品もございますので、ご来店の際にはどうぞスタッフまで気軽にお声かけください。
なんといっても、上のようにドリルで穴も開けれる!これは驚き!
お水を入れてお花を投げ入れることも可能なので高いところの涼しい演出にも抜群ですね。
ただし、長時間水を入れたまま、または汚れたままの状態だと、汚れが落ちにくくなる場合があるので注意が必要です。
そんなお手入れに便利なグッズもあります!
参照元:CLAY POLYCARBONEATE COLLECTION vol.3.0カタログより
ポリカーボネート専用のマイクロファイバー製のクロスです。きめが細かいので傷が付きにくく、ポリカーボネート本来の輝きを長く維持します。
また静電気の発生を押さえ、ポリカーボネートに埃が付きにくくなります。
ここで重要ポイント!
ベンジン・シンナー等の溶剤やガラスクリーナーは使用不可となっています。
さいごに
アクリル製の同じようなものも以前にあったのですが、なにしろ傷が付きやすいし高額のため敬遠しがちでしたが、アクリルよりも傷が付きにくいポリカーボネートの将来は少し明るいような気がします。