参照元:https://www.nippon.com/ja/news/thepage20200325001/
昨年からのコロナ禍に必ず出てくるワード「換気」ですが、この冬もツラいですよねぇ。だいたいインフルエンザ期には出てくるワードなんですけど、昨年はより強調されるようになりました。
このサイトには全然関係ないのですが、弊社店頭で換気と消毒を熱心に心掛けるスタッフの名誉のためしっかりアピールしておこうと思っています。
「換気」って私個人的には、周りの人から嫌がれるのを覚悟で、窓開けて空気を少し変える程度の認識でしたけど意外にも奥深い内容を目にしましたのでご紹介します。
●換気はなぜ必要なの?
参照元:https://sq.jbr.co.jp/library/1055
暖房や喫煙などで室内の空気は常に汚染させているのを解消するため換気が必要、とは基本的によく耳にしています。
今回の新型コロナウイルスの感染経路は、一般的に感染者のせきやくしゃみ、唾液と一緒に放出されたウイルスを吸い込む「飛沫(ひまつ)感染」やウイルスが付着したものに触れた手で粘膜などを触ってうつる「接触感染」とされるようです。
換気の悪い閉鎖空間では、飛沫が短時間、空気中に漂うことがあるために、マスクと顔の隙間からウイルスが侵入するなど、せきやくしゃみで飛んだしぶきよりも多くの人が感染しやすい、との意見もあるようです。
換気することで、漂う飛沫に含まれるウイルスは薄まり、屋外へ流れていくため吸い込む量が減ってリスクは低くなるようです。
厚生労働省は、換気扇を回したり、日中は2~3時間ごとに窓を開けたりすることを推奨していますが、基本的には窓やドアを開けて空気の流れをつくることが大切なのだそうです。
●自然換気とは
参照元:https://ibutsu-lab.com/ja/contents/551/
換気扇などの機械を使わなくても、窓を開けるだけで「換気」は出来ます。このような方法を「自然換気」といいます。
この自然換気には「風力換気」と「重力換気」があります。
「風力換気」は風による室内外の圧力差によって発生しますが、その時の換気量は室内外の圧力差の平方根に比例する、と言われています。
よって風力換気の場合は、開口部は1つより2つのほうが効率が高く、2つの位置は同じ壁面よりも向かい合った壁面にあるほうが効率が良いのです。
「重力換気」は温まった空気が浮力で軽くなり、重い冷気は下から押し上げられ、上部の開口部から押し出されるという仕組みです。その時の換気量は室内外の温度差の平方根に比例する、と言われています。
よって重力換気の換気口は上下にあるほうが効率が高く、換気量は吸気口と排気口の垂直距離の平方根に比例するのです。
弊社店頭でも2階の開口部と1階の開口部の場所を意識し、空気の流れを考えて換気するよう心掛けるようになりました。
●新型コロナウイルス対策は換気だけではない
この内容を学び、いかに効率よく換気できるか、店内の開口部における開口する場所や方法、時間も併せて考えるようになりました。
とはいえ、換気はあくまで感染症対策のひとつにすぎない。「こまめな手洗いと除菌」が重要な感染症対策であることを心掛けることが大切です。
なるべく来店される方がひとりでも安心できるよう、買い物カゴやつり銭トレイ消毒の作業、そしてソーシャルディスタンスを取ったうえで定期的に換気の協力要請のお声かけを行っております。
近くにお立ち寄りの際は、ぜひとも安心してご来店いただけますようスタッフ一同努力しておりますので、今年もどうぞよろしくお願いいたします。