店頭あるあるの一コマです。お電話で問い合わせを頂戴するなかに
「造花で榊を探しています。でも100均の商品には抵抗があるので、専門店の榊だと違いはあるものなのでしょうか?」
はい!ここでのお悩みポイント!
わかりますぅ~、すごくよくわかる。抵抗を感じる方、少なくないんですよね。
ホームセンターや100円均一で解決できそうなんですけどね、神様や仏様に対して生花でもないものがこんなに安価で失礼ではないのか、不安に感じられるようですね。
たしかに目的は「お供え」ですから失礼のないようにしたいものです。しかし、季節的に生ものにとって厳しい時期もあります。そういうときは衛生的にも造花(アーティフィシャルフラワー)で凌ぐのも方法のひとつといえます。
でも、先ほどのお電話口の方がおられるように、なるべく失礼のないものでお供えしたい気持ちを大切に考えたいものです。
アーティフィシャルフラワー(造花)も最近は非常に精巧に出来ています。
そ・こ・で!
造花専門店のスタッフがご紹介する「ここが違うぞ!100均との大きな差」
神棚には榊をお供えすることが多いですが、こちらの商品で対比してみましょう。
こちらは100円ショップの榊です。
ん?ちょっと葉っぱのしわ、波打っているのが気になるところです。薄い布製のせいでしょうか?
もう少しアップで見てみましょう。
ここまでアップになると、さすがに分かりますね。
葉っぱのサイド・縁部が白く毛羽立っているのが、はっきりと見えます。
葉っぱの平面的でビラビラと波打っているつくりも気になるところ。
加えて、裏返してみました!顔色が悪い裏地になってますよ。
表と裏の色がまったく違うので、はっきり布製の「偽物」ってバレちゃいますね。
この品質が値段に反映されていると思われる大きなポイントとなります。
では、造花専門店で扱う榊はどうでしょうか?
どうです?
全体的に最初から立体的になっていることがお判りでしょうか?
葉っぱもそれぞれきちんとした立体的になっていることをお伝えすべく、もう少しアップの画像を加えておきます。
100均と同じ布製なんですが、これだけのハリがあるので本物により近いと思います。
榊にみられる葉の角のような先端部の表現も専門店ならでは、といったところ。
加えてお決まりポーズ、裏返してみました。
裏返しても葉の色は遜色ないので、より本物に近いものといえます。波打っているようなこともないので、活き活きとした榊に見えます。
このような様々なポイントが専門店ならではの、金額に比例したつくりと言えます。
ご来店された方には、きちんと商品を手に取ってご覧いただくのですが、お電話では伝えきれない部分です。
生花とちがって茎部は針金で出来ていますから、器の中で曲げられると固定しやすくなります。
ご来店いただくことが出来なくても、オンラインショップで展開しておりますのでぜひご利用くださいね!