お供え造花も100均造花と比べてみた!デコプラスオンラインショップのお供え造花ー樒(しきみ)編


今月は17日(水)に「彼岸入り」、23日(火)が「彼岸明け」となります。
お彼岸ついでに、前回の「さかき」に引き続きまして、今回は「しきみ・しきび」を取り上げてみたいと思います。

この「樒(しきみ・しきび)」は宗派によって利用される方、利用されない方と別れると思いますが、これもアーティフィシャルフラワー(造花)が存在しますのでご紹介しましょう。



まずは、100円均一さんの商品です。
形としては、ちゃんと成り立つ存在です。とりあえず、「見繕う」程度ならば十分ですね。
正直、すこし顔色の悪い葉っぱのお色。お値段なりの品です。
このお値段で、この商品。存在だけでありがたいものです。

では、もう少し詳しく見ていきましょう。


ちょっとだけアップにしてみました。

やはり印刷された色、葉の縁の糸終いが気になるところ。
「布に印刷しました!」的な平面的なつくりも気になりますね。


もっと近づいてみました。
薄っぺらい布に、印刷された葉の色にはぶつぶつのような荒い着色が見て取れます。

お約束の「葉を裏返してみた!」
表の色と裏の色を比べてみましょう。
そして、茎部のつくりを見てみます。

茎部に布を糊でくっつけた感が充分見えます。かなり残念です。
葉の薄さも気になります。
葉の表と裏の色がまったく違っているので、しっかりとした片面印刷。

ここが、安価な商品の大きなポイントといえるでしょう。

では次に、造花専門店が扱う商品を詳しくみていきます。

先程の100円均一商品と同じ場所での撮影です。
葉の光沢や陰影、わかりますか?
葉の立体感、わかりますか?

すこしアップにしてみました。
活き活きと、まるで本物のような色具合、立体感、茎部のつくりをご覧ください。

お約束の「葉を裏返してみた!」
葉の表と裏の色の差は、ほぼ無く「表裏一体」といった具合ですね。

生花とは、やはり違いますが本物になるべく近づけている具合がおわかりいただけたでしょうか?
茎部の太さや色の違いも、安心の存在感です。

さいごに

お値段に比例している商品を再確認していただくために紹介させていただきました。

これからの季節、たいそう暑くなると生花も非常に疲れやすくなりますから、衛生的に見てもこのような造花で対処されることもおススメします。

そこで大切なことをお伝えしておきましょう。このしっかりした造花でも直射日光には非常に弱く、色あせします。1年ぐらい経過したら交換されることをおススメします。

お彼岸、お盆または大切な命日にはぜひ生花でお供えすることは必要かと思いますが、ぜひそれ以外の気候条件などを考慮して造花で賢く便利に利用してみてはいかがでしょうか?