参照元:https://www.hanaimo.com/fs/hanaimo/c/oi-koki
高齢者向けの新型コロナウイルスワクチン接種も徐々に増え、なかには既に2回目の接種も終わった話題も飛び交うようになりましたね。
わが国では、60歳で「還暦(かんれき)」、70歳には「古稀(こき)」、77歳では「喜寿(きじゅ)」などで、歳の節目でお祝いをする長寿のお祝いをする風習があります。
本来は、かぞえ年で祝うものですが、現在では満年齢で祝うことが多くなってきています。ただし、還暦だけは数え年で61歳、満年齢の60歳でお祝いをします。
それぞれお祝いをするのには意味があり、呼び名もあることをご存知でしょうか?ちょっと詳しくご紹介しましょう。
●還暦(かんれき) 61歳(満60歳)
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60歳の還暦は、12支が一巡してもとの干支に戻ることを祝うものです。
赤いちゃんちゃんこの風習があり、赤が長寿祝いの色とされています。最近では、もはや還暦祝いは「ご長寿祝」というよりも「人生の節目のお祝い」という意味合いも強くなっているため、必ずしも赤いちゃんちゃんこではなく、赤いお花やスカーフ、ニットなどを贈るケースも増えてきているようです。
●古稀(こき) 70歳
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中国の唐時代の詩人、杜甫の詩の一説である「人生七十古来稀なり」に由来され、現代では還暦よりも本格的な長寿のお祝いとされているようです。
こちらのテーマカラーは紫だそうです。
紫は、古来の日本ではとても貴重な色でした。気品や風格を備えた色で、貴族の冠位で最上位の色として用いられていました。僧侶でも紫色の衣は、最高位の僧侶にだけ着用が許されていました。
尊敬されるお色というわけですね。ちゃんちゃんこよりもこういったスカーフなどは女性にもお喜びいただけますね。
●喜寿(きじゅ) 77歳
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「喜」という字の草書体が七の字を3つ重ねた形になり、七十七と読めることに由来され、こちらも古稀と同じテーマカラーは紫とされています。こんな打ち出の小槌のような記念品もあるんだなぁ、と感心しました。
●傘寿(さんじゅ) 80歳
参照元:https://our-photo.co/photogallery/17358
「傘」の略字が八と十を重ねた形となるため、八十と読めることに由来されているようです。テーマカラーは黄(金茶)とされています。
とても和やかで賑やかな会食記念撮影、羨ましい限りです。
●米寿(べいじゅ) 88歳
参照元:https://minne.com/items/23853895
「米」の字をくずすと八十八と読めることに由来しています。テーマカラーはこちらも黄(金茶)とされています。
こんな特別感いっぱいのロゼットを胸に添えて差し上げると喜ばれること間違いなしですね。
●卒寿(そつじゅ) 90歳
参照元:https://www.amazon.co.jp/99%E6%AD%B3%EF%BC%9A%E7%99%BD%E5%AF%BF%E7%A5%9D%E3%81%84%E3%81%A0%E3%82%8B%E3%81%BE-24cm-%E3%81%A0%E3%82%8B%E3%81%BE-%E3%83%80%E3%83%AB%E3%83%9E-daruma/dp/B00UD7T82Q
「卒」の略字である「卆」が九十と読めることに由来されています。
テーマカラーは白とされています。ここからのご長寿お祝いのテーマカラーは白とされています。
この「だるま」は、寄せ書きもなども出来て存在感あるお祝いプレゼントはおすすめですね。
●白寿(はくじゅ) 99歳
参照元:http://noppo-no-kai.jp/wp/2019/11/28/%E7%99%BD%E5%AF%BF%E7%A5%9D%E3%81%84/
百から一を引くと「白」となることに由来されているためのネーミング。
テーマカラーは「白」
最近は、白寿を迎えられる方も少なくないようで、にぎやかなお祝いをされているご様子です。
●紀寿(きじゅ)または百寿(ひゃくじゅ) 100歳
参照元:https://shakushi.shop-pro.jp/?pid=145225353
100年が一世紀ということから「紀樹」、また100歳であることから「百寿」と呼ばれているようです。こちらもテーマカラーは「白」
「人生100年時代」です。一度きりの人生、まだまだ楽しめますね。
さいごに
100歳を超えた長寿祝いには、108歳の「茶寿」や111歳の「皇寿」、120歳の「大還暦」というものがあるようですよ。ちなみに250歳では「天寿」とされ、もはやデーモン閣下くらいだとどんなネーミングになるでしょうか?
そこでデコプラスオンラインでは、ご予算にあわせてオーダーのアーティフィシャルフラワー(造花)でのアレンジを承っております。
節目のカラーやご希望のお花の種類などをどしどしお聞かせください。心を込めておつくりします。