造花専門店によく訊かれる質問のあれこれ

今年、3月に私どもは創業70周年を迎えることができました。これもひとえにお得意様をはじめ支えてくださる関係者の皆さまのおかげと心より感謝いたしております。

さて、小さな造花専門店をコツコツと続けているなかで、だいたいよく訊かれる質問事項をまとめてみました。

Q:「店舗ってどこなんですかぁ?西区の中広町じゃないの?」

A:「現在は、中区舟入川口町で元気に営業中です!」


古いカーナビゲーションをお使いの方からこの質問が多いです。現在営業している場所に移転したのは7年前になりますが、今でも時々お電話頂戴しますよ。

私どもは、かつて広島市中区の流川という夜の繁華街の場所で創業以来営業しておりましたが、駐車場確保が必須という目的において一時は西区中広町に移転。再度現在の中区舟入川口町に移転し営業中という流れでございます。

お客様専用の駐車場の問題は非常に大きく、長年営業していた中心地の商店街の一角では、営業困難の事態となり現在の場所に移転した具合です。今や、一人一台のお車でご来店される方が多いため複数台の駐車スペースが必要となるわけです。

しかしながら、マイカーばかりでなく公共交通機関をご利用される方々にも気軽に利用できる店舗の場所には住宅地の一角にはなりますが、現在の場所が妥当なところな気がします。

特に、卸売のため外壁に看板も無くわかりにくい建物となっていますから、初めての方は迷われる方が多く、辿り着くことに大変な方もいらっしゃいます。

ささやかな3台だけではありますが、店舗ご利用の方の駐車スペースを確保しております。ぜひお気軽にご利用ください。

Q:「造花ってなんぼ(何円)なんかいのぉ?」

A:「造花専門店です。造花の種類は星屑のように多種ございます。価格均一でもありませんからぜひご来店されご自分の目でご確認くださると幸いです。」


ご自分の目で見て、手に取ると違いがしっかりと分かります。インターネットやカタログだとわかりづらいことも多いです。ご来店をお待ちいたしております。

Q:「一般の人でも店舗に入れますか?」

A:「もちろん入店可能です。」


基本的には主に卸売なのですが、小売りもしておりますのでお気軽にご来店ください。ご不明な点などありましたらスタッフ証を首から下げている者にお声かけくださいませ。

Q:「夾竹桃(キョウチクトウ)の造花ってあるんでしょうか?」

A:「既製品の造花は、存在しないです。」


参照元:https://horti.jp/6644

ズバリこの質問は、広島市独自のものかと思われます。でも本当にこの質問は少なくないですよ。なぜだかお判りでしょうか?

広島市の花が「夾竹桃(キョウチクトウ)」だからです。夾竹桃(キョウチクトウ)は75年間草木も生えないといわれた焦土にいち早く咲いた花で、当時復興に懸命の努力をしていた市民に希望と力を与えてくれたといわれています。

原爆関係のイベントでコサージュをお求めの方も多いようで、この手の質問はよく耳にします。

結果的には、夾竹桃(キョウチクトウ)は国内で流通している既製品の造花では現存しておりません。同じく「カンナ」「ムクゲ」「金木犀(キンモクセイ)」など庭木に植えられる花の造花は、既製品ではご用意できない状態です。少し昔だと存在したのですが、なかなか流通量が芳しくないようで現在は造花でも絶滅危惧種といったとことでしょうか。

どうしても必要な方はアートフラワーで自分で用意される方が多いようです。
弊社ではアートフラワーで製作可能な上手な先生をご紹介することも可能です。お気軽にご相談ください。

Q:「造花を切る場合、どの道具を使えばいいの?」

A:「造花の茎部は中に針金が入っていることが多いために、ペンチかニッパーがおススメです。」
オンラインショップでもご提供しております。ご参考にどうぞ。

 

Q:「プリザーブドフラワーやドライフラワーでアレンジしてもらえますか?」

A:「大変申し訳ございません。あいにくですが、プリザーブドフラワーアレンジメントは承っておりません。」

ウェルカムボード
ついで基本的には、私どもの店舗では造花・花材の販売が主ですのでワークショップやレッスンもご用意しておりません。

しかしながら造花のみオーダーのアレンジメントは承っております。商品のセレクトによって金額に差がございます。ご予算やご希望のイメージ画像をお持ちくださると助かります。

さいごに
広島市に在住の方はご存知のとおり、弊社の立地は閑静な住宅街の一角となっております。近くに市立の高等学校もあり、多くの自転車に乗った生徒さんやご近所の老若男女が行きかう場所にございます。お車でのご来店の際は、ぜひとも安全に気を付けてお越しください。心からお待ちいたしております。