12本のバラ【ダーズンローズ】
ウェディングで取り入れられているダーズンローズをご存じですか?
ダーズンローズとは1ダース(12本)のバラのことを言います。
海外ではその12本のバラには感謝・誠実・幸福・信頼・希望・愛情・情熱・真実・尊敬・栄光・努力・永遠という意味が一つ一つに込められており、このバラを贈ることで「あなたにこの12こ全てを誓います」という意味になっています。
結婚式でブーケの代わりにこの12本のバラを贈ることで幸せになれるという風習があるそうです。
引用元:http://www.hotelgp-kyoto.com/wedding/ceremony/
ヨーロッパでは男性がプロポーズするとき、野に咲く花を集め花束にして愛する女性に贈ったという伝統があります。
プロポーズされた女性は、YESの場合その花束の中から一輪を抜き取り、男性の胸元のボタンホールにお返しの花を挿す、この胸元のお花がブトニアの始まりです。
そのため花嫁が持つブーケと、新郎の胸元のブトニアは、お揃いのお花を使うのが一般的になっています。
引用元:http://www.libero-soel.com/news/wp-content/uploads/2016/01/%E8%96%94%E8%96%87
そして12本のバラを使ってプロポーズの再現をするダーズンローズ・セレモニーは、挙式、披露宴の演出としてとても人気です。
挙式でダーズンローズセレモニーを行う場合は、新郎が入場しながらゲストの中の12人からバラの花を受け取ります。
特に新郎新婦と親しい12人の方にバラを持って頂きましょう。
引用元:http://www.azekurakankou.co.jp/wp/?cat=1
そのときに、それぞれのゲストに合った意味のバラを持ってもらえば、彼らにも感謝の気持ちを伝えることができます。
たとえば両親や恩師には「愛情」や「尊敬」や「感謝」のバラを、兄弟などには「真実」「幸福」「永遠」のバラを、上司や同僚には「栄光」「努力」などのバラを、友人には「信頼」「希望」「情熱」「誠実」などのバラを持ってもらうと良いですね!
そして、集めた12本のバラを束ねてブーケとして新婦に渡します。
引用元:http://www.sentir-hakodate.com/report/?p=3216
新婦は受け取ったブーケとお揃いのブトニアをお返しに、新郎の胸元へ飾ります。
引用元:http://zexy.net/wedding/c_7770038683/blog/archives/201311.html
列席して頂いたゲストにも協力していただけるダーズンローズセレモニーは新郎新婦だけでなく、バラを手渡すゲストにも感謝の意味を伝え、思い出に残るセレモニーです。
またプロポーズされた時の感動と喜びをもう一度思い出すとても素敵な演出ですね!
ちなみに、12月12日はダーズンローズの日と言われています。バラの品種の中にはダーズンローズという名前のものもあるそうです。
挙式に是非取り入れてみられてはいかがでしょうか?