今どきの花嫁道具あれこれ

今どきの花嫁道具って、旧家に嫁がれる方もあれば一軒家の場合やマンションやアパートの集合住宅に嫁がれるケースもありますからいろんなケースが見受けられますが、往々にして簡素化されていることはよく耳にしますね。

新生活の環境に応じて家具などの身の回りのものは、自分たちで選びたいのが現代のカップル。情報過多の時代ですから、いろんな方法で入手した情報をもとに厳選された必要なだけ自分たちの好みに合うインテリアに沿ったものを買い揃えたいものです。考えただけでも本当にわくわくしちゃいますね♪

でも、花嫁道具ってなるとそんな訳にはいかないのが一般的です。嫁入り道具とはお嫁にいく娘のために、せめて相手の家で恥をかかぬよう両親が思いを込めて贈るものですから。

以前であれば婚礼家具として大きな桐ダンスや婚礼布団や豪華な着物などを持たせる親も多かったようですね。でも、現代だとそれらは収納できない場合がほとんど。それでは現代の生活に合った嫁入り道具とはどんなものがよいのでしょうか?おすすめする用意すべきものを一部ご紹介します。

1.新生活の門出にぜひ誂えたいもの 「ブラックフォーマル


引用元:http://belluna.jp/01/010101/d/OBRU/02044/goods_detail/

かつてのような大げさな箪笥や豪華な着物、季節に沿った喪服一揃えや使いもしない客用座布団などは、現在のライフスタイルにそぐわないので無理に仕立てる必要はありません。最近のマンションなどは和室の設えがない場合だってありますから。

だとすれば、やはりブラックフォーマルを一通りご用意されるのはいかがでしょうか?

ブラックフォーマルといっても慶弔用にそれぞれ使い分けしないといけないものもあるようです。

ブラックフォーマルのしきたりは地域や習慣などによって異なるでしょうが、一般的には葬儀・通夜・法事などの弔事の席で着用するものと考える方が多いようです。

喪服の場合は、光沢のない黒無地であることがマナーとなります。女性の喪服では、なるべく肌の露出を控えたデザインでスカート丈は膝下など、フォーマルマナーが多く厳しいのもブラックフォーマルと喪服の違う点です。長く使えて年代に応じることのできるラインを選ばれるのもひとつのポイントでしょう。」

一方、生地の雰囲気が喪服ほど重くはなく、サテンやシフォン、刺繍入りなどデザイン性の高いものでしたら慶事用として使えるでしょう。ぜひともコサージュやアクセサリーも一工夫して自分なりのアレンジもされるとよいでしょう。

 2.新生活の門出にぜひ誂えたいもの 「パールアクセサリー

引用元:http://shinju.or.jp/item/y-n-567/

可憐で華やかな雰囲気を持つ真珠は、フォーマルシーンで欠かせない存在。皇室や王室の方も公の場で身につけられるほど、世界的に見ても格式の高いジュエリーといえます。

また真珠は「涙」を象徴するジュエリーでもあります。そのため、本来飾り立てる必要のない弔事でも、真珠のアクセサリーだけは「悲しみを添える」という意味で着用が許されているものです。

パールネックレスの場合は最も格式高いとされているのが、鎖骨ラインにかかる、長さ40cm前後のもの。ひとつ持っていれば、どんな冠婚葬祭にも対応できます。

真珠を選ぶ時は、粒の大きさにも注意が必要です。定番の直径7~8mmなら、シーンにこだわらずオールマイティに使えるので安心です。

ちなみに弔事で着用できるパールは、白・グレー・黒の3色です。粒の大きさは7~8mmの定番サイズがベストですね。慶事の場合はカラーパールでも可です。

このような冠婚葬祭に関して、必要な小物をご用意することは社会人として最低限必要となってきます。このような人生の門出のひとつにきちんとされたものをご用意してみてはいかがでしょうか?

 3.新生活の門出にぜひ誂えたいもの 「印鑑

引用元:http://www.hankoya-tokyo.com/ichiran/g-04.html

特に結婚という人生の節目だからこを意味も意義もある道具もご用意されるのはいかがでしょうか?

往々にして結婚で女性は苗字が変わりますね。そのためにさまざまな名義変更の手続きが必要となります。

運転免許証やパスポートなどの身分証明書や金融機関の口座、その他の携帯電話などのいろんな契約で手続きをされる場合に必ず必要になってきます。それが新しい印鑑。

印鑑というものは、自分が人前で押印し、その押印された書類は自分の手元ではなく相手の手に渡る責任が伴うものです。大切な契約や申請に対して自分の意思を証明するものをして、しっかりきちんとしたものをこの際にご用意することはとても重要かつ必須だと考えるのです。

プレゼントされる際、リングピローと一緒に使えるこんなものもいかがでしょう?

http://www.decoplus-shop.net/?pid=99730920

さいごに

嫁入り道具を考える際、はじめておふたりで生活するカップル、同棲しているカップルや、もともとどちらかが一人暮らししていた場合のカップルなどで用意するものがかなり変わってきます。

最近のライフスタイルにより、嫁入り道具が不要になりつつあることも事実です。しかしながらご両親の娘に対する親心をしっかりと受け止めて人生の節目の記念品として何かひとつでもきちんとされたものを準備されたほうがよろしいかと思います。

そしてお家柄や風習、双方のご家族の問題もありますから、後日にトラブルにならないよう結婚前にしっかりと話し合っておくことも重要です。